とことんカスタムしたいならジムニーシエラをおすすめする理由

とことんカスタムしたいならジムニーシエラをおすすめする理由

長期の納車待ちが続くジムニーとジムニーシエラですが、最近では街中でもよく見かけるようになりました。

ジムニーの購入を考えている方の中には軽自動車のジムニーか普通車のジムニーシエラのどちらにしようか悩んでいる方もいると思います。

どちらを選ぶかは色々な判断が必要となりますが、カスタムを基準に考えるならジムニーシエラをおすすめします。なぜジムニーシエラがカスタムベースとして向いているのかお教えします!

目次

●軽自動車枠を気にしなくていい

一定のラインまでのカスタム?

●こんな改造ができる

構造変更が必要な場合もある

軽ジムニーもできる!が…

●難点はベース車両不足?


軽自動車枠を気にしなくていい

ジムニーシエラをおすすめする最大の理由は「軽自動車枠を気にしなくていい」に尽きます。

ジムニーなどの4WD車のカスタムでは車体を大きく、そして高く見せるリフトアップスタイルが主流です。

軽自動車のジムニーでそれをやろうとすると軽自動車規格の制約に阻まれ、一定のラインまでしかカスタムすることができないのです。

対して、普通車のジムニーシエラは軽自動車規格を気にせず思い切ったカスタムをすることができます。

一定のラインまでのカスタム?

軽自動車のジムニーを改造していくには一定のラインまでのカスタムしかできません。その一定のラインとは先述した軽自動車規格です。

主に影響を受けるのはボディサイズです。以下の表を参考にしてみて下さい。

  全長 全幅 全高
軽自動車規格 3400mm以下 1480mm以下 2000mm以下
ジムニーJB64(現行) 3395mm 1475mm 1725mm
ジムニーJB23(先代) 3395mm 1475mm 1680mm

軽自動車規格に対して全長と全幅はほとんどいっぱいまで作られていて、全高については約30cmほどの余裕はあります。

「30cmも車高を上げられるなら十分じゃないの?」と思われた方もいるかも知れません。でも、車高を上げるだけではアンバランスな見た目になってしまい、むしろカッコ悪く見えてしまうのです。

リフトアップカスタムでは高さを上げることに比例して、バランス良く横幅も広げることが鉄則になっています。

軽自動車の規格内でバランスよくリフトアップしたいなら2インチアップぐらいまでに留めておいたほうが無難です。

車高だけを上げたジムニーJB64
車高を上げるだけではアンバランス

こんな改造ができる

ジムニーシエラなら軽ジムニーでは車検に通らない派手なカスタムも合法的に行えます。どんな改造ができるのか例に出してみましょう。

ジムニーシエラJB74 カスタム事例

画像:web option

NATS(日本自動車大学校)が手掛けた「NATSジムニーアドベンチャー」です。

ここまでの改造は軽自動車の規格では絶対に出来ないカスタムです。このようなスタイルは「ハイリフト」「ビッグフット」カスタムとも言われます。

目を引くパイプフェンダーやビッグタイヤは圧倒的なインパクトがあります。

 

続いてファイナルビーストが手掛けたジムニーシエラJB74は、市販パーツだけで次のようなスタイルを作り上げることができます。

軽自動車では装着できない特徴のあるブリスターフェンダーが個性的です。

ジムニーシエラJB74 カスタム事例2

画像:ビーストR(instagram)

 

そして、4×4エスポワールが過去に製作したデモカーのジムニーJB33です。

リフトアップ量は6インチアップで、バランスを良くするために90mmオーバーフェンダーの組み合わせにしました。

ジムニーJB23 6インチアップ車両

 

続いてはファイターエンジニアリングが製作したエンジンチューンを施したジムニーシエラJB43です。

ジムニーシエラなら軽規格では不可能なエンジンの排気量アップが可能となるので、強力なパワーを手に入れることもできます。

なんとこちらの車両はスズキエリオの1800ccエンジンをスワップし、驚きの225馬力を発生させるモンスターマシンなのです。

ジムニーシエラJB43 カスタム事例

画像:スタイルワゴン

構造変更が必要な場合もある

JB74やJB43のジムニーシエラは自由度の高いカスタムができることがメリットではあるものの、改造内容によっては車検に通らない場合や構造変更が必要になる場合もあります。

いくら軽自動車の枠に縛られないと言っても公道を走るための保安基準は適合しておかなければいけません。

例えば、運転席からの視界を確保するための直前側方視界基準や、タイヤのはみ出し、指定部品のルールなどを意識しておく必要があります。詳しくは下記のリンクを参考にしてみて下さい。

リフトアップしたジムニーは注意!車検で問われる直前側方視界基準とは

ジムニーのはみ出しタイヤ&サイド出しマフラーの車検基準が緩和!

軽ジムニーもできる!が…

ここまで読んできた方は「軽のジムニーでもできないの?」と疑問が出てきたのではないでしょうか?

はい。ジムニーを軽自動車から普通車に構造変更登録すれば解決します。

軽ジムニーのカスタムで行くとこまで行ってしまったユーザーは普通車登録も検討してみて下さい…と言いつつも、近年は制度の変更により手続きが複雑になってしまっているので要注意です(昔は割と簡単にできていたのですが)。

4x4エスポワール 2019デモカー フロント
軽自動車から普通車に構造変更した当社デモカーのジムニーJB23

難点はベース車両不足?

ジムニーシエラがカスタムベースとして優れている点がおわかりいただけたと思います。

難点は中古車市場ではジムニーシエラの玉数が寂しいことです。玉数は維持費が安い軽ジムニーの方が断然多いのが現状です。ただ、現行型のジムニーシエラJB74の人気が高いため今後台数は増加していくと見込まれます。

4×4エスポワールでは全国の自動車オークション会場と繋がっていますのでご希望の車両をお探しできます。もしジムニーシエラをお探しの方は1度ご相談下さい。サスペンションパーツを始めとしたカスタムのご相談もお受けします!

 


ジムニー関連

ジムニー関係記事一覧ページ

ジムニーのはみ出しタイヤ&サイド出しマフラーの車検基準が緩和!

リフトアップしたジムニーは注意!車検で問われる直前側方視界基準とは

ジムニーJB64/JB23はリフトアップしても基本的には車検に通ります

車検対応・構造変更不要でジムニーをリフトアップできる増しリーフ

エスポのジムニーパーツを見てみる

ジムニー買取します

どんなジムニーでも車検と修理OK!

4x4エスポワール
ジムニー、4WDのことならお任せください!
各種ジムニーパーツはオンラインショップからお買い求めいただけます。
オリジナルパーツの製作、業販なども承っております。
今まで製作してきたジムニーはデモカーからご覧になれます。
過去のイベント・レース参戦記録などはクラブより!

〒578-0966
大阪府東大阪市三島3-9-37
TEL: 06-6747-1144
FAX: 06-6747-0080