ジムニーのカスタムではリフトアップを始めとした四駆らしさ・オフロード車っぽさを強調することが定番です。
そんな中で意外と見かけることが少ないパーツがマッドフラップではないでしょうか?
なぜジムニーはマッドフラップが装着されている割合が少ないのかお教えします!
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マッドフラップとは?
簡単に説明すると泥除けです。
マッドフラップが装着されたジムニーを見れば一目瞭然だと思います。
画像:モンスタースポーツ
主に車高の高い4WD車やトラックなどに装着されるもので、タイヤが巻き上げた砂や小石を自車または、他車に飛び散らないようにするためのものです。雨の日には水しぶきで車が汚れるのを防いでくれる役割もあります。
最近の4WD車では標準装備ではなくオプション品として設定されていることが多くなりましたが、車重の重たい大型トラックなどはタイヤの巻き上げる力が強いため、飛び石を防ぐ目的でほとんどの場合装備されています。
ドレスアップ効果もある
実用的なパーツのイメージが強いマッドフラップですが、カスタムパーツとしての要素も持っています。
4WD車などではオフロードテイストを強めるためのパーツとして使用されることがあり、ラリー車を彷彿とさせるようなイメージも持たせることが出来ます。
社外品のマッドフラップでは派手な色などであえて目立つようにデザインされたものも多く、見た目としてのインパクトは強いといえるでしょう。
画像:JAOS
なぜジムニーの装着率は低い?
ジムニーはコンパクトでありながら本格派4WDと呼ばれているにも関わらず、なぜマッドフラップの装着率が低いのでしょう?
しかもカスタムベース車としてジムニーは多種多様なパーツがラインナップされています。
本来ならもっとマッドフラップが定番化しても良いはずなのに普及しないのにはいくつかの理由があります。
クロカン走行で巻き込む恐れがある
ジムニーが得意とする起伏の激しいクロカン走行では路面状況が刻々と変わるため、深くタイヤがハマり込むとマッドフラップを巻き込んで千切れることがあります。
その他によくあるパターンとしては後退する際にマッドフラップが障害物に押されてタイヤで巻き込んでしまうケースです。
このようなことから、クロカン走行を楽しむジムニー乗りのほとんどはマッドフラップを取り付けていません。
車高が低く見える
オフロードも林道も走らないジムニーであってもマッドフラップを遠ざける理由はあります。
特にリフトアップを行っているジムニーでは車高を高く見せることに重きを置いています。そのためには出来るだけタイヤ周りが隠れないようにスッキリと見せることが必要となってきます。
しかし、マッドフラップを装着してしまうとタイヤの一部が隠れてしまい車高が低く見えてしまうことになるため、リフトアップをしているジムニーの多くはマッドフラップの装着を好みません。
マッドフラップは装着した方がいい?
それぞれの使用状況によって答えは変わるので難しいですが大抵の場合、マッドフラップの必要性は低いといえます。
ジムニーでマッドフラップの必要性が高いとすれば、ダートラやフラット林道などオフロードを高速で走行する場合に限定されるでしょう。
マッドフラップの必要性にフォーカスするよりもドレスアップパーツとしての視点から考えた方が正しい判断ができるかもしれません。
4x4エスポワールでは総合的なジムニーカスタムを行っております。マッドフラップを装着するにあたってのアドバイスはもちろんのこと、自社オリジナルのリフトアップサスペンションも取り揃えておりますのでお客様のご希望に応じたカスタマイズが可能です。お気軽にご相談ください。
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