型式・年式により違いがあるジムニーの純正フロントグリルですが、特にジムニーJB23では標準グレード・特別仕様車・純正オプションと含めると10種類以上のバリエーションがあるんです!
今回はそんなジムニーJB23の1型~10型までの純正フロントグリルによる見分け方や違いを解説します。
フロントグリルだけに注目するだけでなく、バンパー・アンダーガーニッシュ・ボンネット・エアインテークやサイドミラー形状についてもジムニーJB23はモデルを追うごとに変更された箇所がありますので、色んなところに注目しながら見るとさらに楽しいですよ!
ジムニーJB23 純正フロントグリル一覧
今回の「純正フロントグリルで見分けるジムニーJB23の1型~10型の違い」のではフロントグリルの形状・色ごとに分けており、順番については形状ごとに上から下へ行くにつれて型式が新しくなっていきます。
※ジムニーJB23では純正フロントグリルに互換性があるため、前ユーザーなどにより変更されていた場合は型式・グレードの完全な特定はできませんのでご注意ください。
グリル&ボンネット一体型
- 装着モデル:
⇒ジムニーJB23-1型~3型 標準グレード
⇒ジムニーJB23-1型 KANSAI
⇒ジムニーJB23-3型 ワイルドウインド
⇒ジムニーJB23-3型 FISフリースタイルカップリミテッド
⇒ジムニーJB23-3型 ランドベンチャー
1型~3型までの純正フロントグリルはボンネットと一体式となっています。
フロントグリルとボンネットが一体式のため、4型以降のフロントグリルを流用する場合や社外品を装着する場合にはボンネットを交換する必要があります。
メッシュグリル型
- 装着モデル:
⇒ジムニーJB23-3型 J2
かなり希少なメッシュグリル型です。「J2」グレードは2WDモデルだということもあり不人気のため台数自体が少なく純正フロントグリルの中では最も入手困難です。
またJ2グレードは3型にも関わらず唯一グリルとボンネットが分離式となったモデルでもあります。
ビレッドグリル型 ボディ同色
- 装着モデル:
⇒ジムニーJB23-4型 標準グレード
4型となりグッと印象が変わったビレッドグリル型です。
4型以降はボンネットとグリルが分離式となり社外グリルの選択肢も格段に増えることになります。
ビレッドグリル型 メタル調タイプ
- 装着モデル:
⇒ジムニーJB23-4型前期FISフリースタイルカップリミテッド
ビレッドグリルにメタル調の塗装を施したことで高級感漂うフロントフェイスとなりました。ダーク系のボディには特に存在感が際立ちます。
横スリットグリル型 無塗装タイプ
- 装着モデル:
⇒ジムニーJB23-5型~10型 標準グレード
5型~10型までの長きに渡り装着されている標準グレード用の純正フロントグリルです。中古パーツの流通量も多いため加工用のフロントグリルとしてもよく使われています。
横スリットグリル型 ボディ同色タイプ
- 装着モデル:
⇒ジムニーJB23-5型ランドベンチャー
⇒ジムニーJB23-6型前期ランドベンチャー
⇒ジムニーJB23-7型前期ランドベンチャー
フロントグリルがボディと同色になりスポーティな印象になっています。ダーク系のボディ色の場合は標準グレードの無塗装タイプと見分けがつきにくくなってしまいました。
横スリットグリル型 メタル調タイプ
- 装着モデル:
⇒ジムニーJB23-6型前期ワイルドウインド
ビレッドグリル型でも採用されていたメタル調タイプが再び横スリットグリルでも登場しました。
スマートなフロントフェイスとなりましたが、特別仕様車らしい雰囲気は薄まった印象です。また6型よりミラー形状が変更となっています。
縦7本スリットグリル型 ボディ同色
- 装着モデル:
⇒ジムニーJB23-4型ランドベンチャー
⇒ジムニーJB23-4型中期FISフリースタイルカップリミテッド
ボディと同色に塗装された縦7本スリットグリルが採用されました。縦スリットグリルはSJ10やSJ30以来の形状となります。
JB23-6型以降の特別仕様車に採用される純正フロントグリルには、ほとんどこの縦スリットグリルが採用されます。
縦7本スリットグリル型 メタル調タイプ
- 装着モデル:
⇒ジムニーJB23-4型後期FISフリースタイルカップリミテッド
縦7本スリットグリルでもメタル調の塗装が施されました。
ウインカーミラーがジムニーで初めて標準採用されたのはこのJB23-4型FISフリースタイルカップリミテッドとなります(以降7型までは採用されず)。
縦7本スリットグリル型 ボディ同色 エンブレムあり
- 装着モデル:
⇒ジムニーJB23-6型後期ランドベンチャー
⇒ジムニーJB23-6型後期ワイルドウインド
縦7本スリットグリル型のフロントグリルはありますが、6型では中央部分にスズキエンブレムが追加され少し印象が変わりました。
縦7本スリットグリル型 メッキタイプ
- 装着モデル:
⇒ジムニーJB23-7型ワイルドウインド
⇒ジムニーJB23-7型後期ランドベンチャー
⇒ジムニーJB23-8型クロスアドベンチャー
純正で初めて標準採用されることになったメッキグリルです。それまでメッキグリルは純正オプションでのみ存在していました。
高級感のあるフロントフェイスとなり以降の特別仕様車のジムニーにもメッキグリルが採用されることとなります。ウインカーミラーが再び標準で採用されるようになったのもこのJB23-7型特別仕様車からとなります。
縦6本スリットグリル型 メッキタイプ
- 装着モデル:
⇒ジムニーJB23-9型クロスアドベンチャー
従来の縦スリットメッキグリルの本数が7本⇒6本に変更されました。それによりグリルの幅を変更し、スズキエンブレムが引き立つようになりました。
またボンネット形状が変更され(ヘッドライト上部を見て頂くとよくわかります)エアインテークの形状も横長になっています。
縦6本スリットグリル型 ブラックメッキタイプ
- 装着モデル:
⇒ジムニーJB23-10型ランドベンチャー
ブラックメッキの縦6本スリットグリルが採用されました。形状は9型クロスアドベンチャーと同様ではありますが、ブラックメッキになったことで少し落ち着いた印象になりました。
《番外編》純正フロントグリルを加工する!
ジムニーJB23のフロントグリルは社外品も数多くリリースされており、ざっと数えただけでも20種類以上!カッコいいデザインのフロントグリルもたくさんありますが、社外品となると2万円前後の出費は覚悟しなければなりません。
そこでおすすめなのが純正フロントグリルの加工です!ある程度のDIYができる自信のある方には純正フロントグリルの加工に挑戦してみてはいかがでしょうか?
DIY参考リンク
- 自作 純正グリル加工1 加工2(みんカラ)
⇒横スリットグリルの中央部をカットし、メッシュ部分変更 - JB23純正グリルを加工する(みんカラ)
⇒横スリットグリルのメッシュ部分の変更 - ボンネット切断!グリル取り付け(みんカラ)
⇒4型以降のグリルを取り付けるためボンネット切断
加工用の純正フロントグリルを探されている方は JB23 純正フロントグリル(ヤフオク!)でチェック!
さらに詳しくジムニーJB23を知りたい方はコチラ!
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