ジムニーJB23系を便利にするための定番の方法

ジムニーJB23系を便利にするための定番の方法

先代のジムニーJB23系をカスタムするにあたり、どうしても見た目の変化がわかりやすいカスタムを優先しがちですが、車内の快適性や使い勝手の向上も大切です。

ジムニーJB23系には、車内を便利にする定番の方法があり、収納力をアップし車内を快適にしてくれるアイテムもあります。

さらに、今回紹介する便利アイテムのほとんどは純正部品を使用して導入できるため、高いクオリティで利便性を向上させます。

今回は、先代のジムニーJB23系に乗り始めたユーザー必見の内容です!


助手席シートアンダートレー

グローブボックスには入り切らない書類や小物類を収納するのにちょうど良いのが、助手席下の収納トレーです。運転席から手の届く範囲の収納は貴重なスペースとなります。

実はスズキの純正パーツとして存在し、以下の品番があればディーラー等で取り寄せ可能です。純正品にこだわらないなら100均に売っているトレーでも代用できます。

  • 85650-81A01-000(トレイ):約3,300円
  • 86521-81A00-000(ブラケット):約2,695円
  • 03241-0512A-0001(スクリュー)4個:約220円

ジムニーJB23 助手席シートアンダートレイ

画像:週末はガレージで


天井収納

車内収納の容量アップを目指すなら天井収納は避けては通れません。こちらは純正品ではなく社外品を使用するのが定番です。

ネット上ではインテリアバーを使用した方法や自由度が高いイレクターパイプを使用した方法が多く見られます。後部座席の頭上にネットを張る事例などがよく見られます。

キャンプ好きや車中泊派には、すぐに取り出したいツールを入れておいたり、釣り好きの方はロッドホルダー専用として使えば利便性が大幅にアップします。

ジムニーJB23 リアラゲッジフラット化

画像:48rider.com


リアラゲッジフラット化

ジムニーJB23/JB43で車中泊をするならリアラゲッジのフラット化は必須項目です。JB23系はリアシートを前に倒してもフラットになりません。

リアラゲッジをフラット化する時の定番アイテムがアイリスオーヤマ製RVボックス770Fです。価格も約3,000円で、リアラゲッジ部分にちょうど良く収まるサイズです。

ちなみに純正のリアラゲッジボックスもありますが、価格はなんと約3万円もする高級パーツです。

また、社外品でもリアラゲッジをフラット化する商品が色々とあるので、自分にとって使いやすいと思うパーツを選んでください。

ジムニーJB23 リアラゲッジフラット化

画像:48rider.com


ラゲッジフック

収納が少ないジムニーJB23にたくさんの荷物を積もうとすると、どんどん上に積み重ねる必要があります。

そうすると走行中に荷崩れしたりリアゲートを開けると荷物が倒れてくるなんてこともあります。

安心して荷物を積むためにはラゲッジフックが役立ちます。ラゲッジフックがあればベルトやネットを引っ掛けることができるので荷物をしっかりと固定できます。

運転席後ろの四隅にクオーターフックを設ける場合は以下の品番が必要です。

  • 76240-81A00(リヤクォーターフック)4個:約2,700円

ジムニーJB23 クオーターフック

画像:スズキジム男

 

リアトランクの開口にフックを設ける場合は、トヨタハイエースの純正部品を使用します。

  • 58460-33010(トヨタ純正 ストライカーASSY)2個:約1,200円

ジムニーJB23 リアラゲッジフック

画像:ジムニー生活


間欠時間調整式ワイパー

ジムニーJB23系のみならず、現行のジムニーJB64系でも定番アイテムとなりつつあるのが「間欠時間調整式ワイパー」です。

元々、ジムニーJB23系のワイパーは「間欠時間固定式ワイパー」です。作動する間隔が固定されているため、雨の降り方に合わせて調整できません。

「間欠時間調整式ワイパー」なら雨の振り方に合わせて調整することが可能です。

スズキやトヨタの純正部品の流用が可能なので品質面も信頼できます。以下の品番が対応しますが初期型は適合しませんのでご注意下さい。

  • 84652-52090(トヨタファンカーゴ純正 コンビネーションスイッチ):約9,000円
  • 37310-50M20(スズキソリオ純正 コンビネーションスイッチ):約9,900円

ジムニーJB23 間欠時間調整式ワイパー

画像:Muraken(みんカラ)


リアルームランプ

暗い場所でジムニーJB23系のトランクの荷物を出し入れする際にどこに何があるかわからない!なんて経験をしたことはありませんか?

リアルームランプがあればそんな悩みを解決できます。元々、ジムニーJB23系のXCグレードには装備されている機能です。

初心者向きと言える作業ではありませんが、取り付けベースは内装の下に隠れているので要領さえわかれば取り付けは可能です。

下記のスズキ純正品番を揃えれば、リアルームランプを取り付けることができます。

  • 36210-74F02-6GS(リアルームランプ):約2,200円
  • 36820-81A10(ワイヤ、リアルームランプ):約1,700円
  • 03142-05203(スクリュー)2個:約110円

ジムニーJB23 リアルームランプ

画像:FD+(みんカラ)


ドリンクホルダー増設

ジムニーJB23の純正ドリンクホルダーはサイドブレーキ後ろに配置されていて使いにくいと感じることがあるかもしれません。

そこで思い出してほしいのがジムニーJB23の灰皿トレーです。ほとんどの方は使うことがないスペースだったかもしれませんが、なんとドリンクホルダーに置き換えることができるんです。

しかも、スズキラパン純正のドリンクホルダーが流用できるので、まるで元から付いていたように装着できます。

以下のスズキ純正部品2点で装着可能です。

  • 73830-85K01-P4Z(カップホルダー):約2,800円
  • 73840-85K00(カップホルダケース):約1,250円

ジムニーJB23 ドリンクホルダー増設

画像:Jimny Base!!


アシストグリップ

リフトアップ車やバケットシート装着車両は乗り降りが不便になるので、アシストグリップがあるとないでは乗降性が大違いです。

しかし、ジムニーJB23系には助手席側にアシストグリップがあるのに、なぜか運転席側にはアシストグリップが付いていません。

お困りの方は比較的取り付けが簡単な運転席頭上のアシストグリップの取り付けにチャレンジしてみてください。要領さえわかっていれば10分もあれば取り付けることができます。運転席側のAピラーにもアシストグリップを取り付けることが可能ですが、作業難易度が高めなのでDIYに自信がない方はやめておいたほうが良いでしょう。

  • 76400-70820-6GS(アシスタントグリップ):約800円

ジムニーJB23 アシストグリップ

画像:住 太陽のブログ


アイデア次第

今回のジムニーJB23を便利にする定番の方法は、比較的初心者向けの内容を中心に紹介しました。

DIY能力が高い人なら他にも様々な便利にする方法があります。チャレンジしてみたい方は「マネしたくなる?ジムニー自作パーツ&カスタム術まとめ」もご覧ください。

車内を快適にすることも大事ですが外装のカスタマイズも考えてみてはいかがでしょうか?リフトアップやマフラーを交換すればジムニーJB23をさらにカッコよくすることができます。

4X4エスポワールでは総合的なジムニーカスタムを得意とするほか、リフトアップサスペンションをメインにたくさんのジムニーパーツを揃えておりますので、ぜひオンラインショップをチェックしてみて下さい!


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